どらふとき(ドラフト航空機)
陸奥国府、舞原商事での運用が確認されているニッチな航空機。
種別的には戦闘機にカテゴライズされる。戦闘機とは名ばかりで、兵装は装備されない。
主な攻撃要素は超音速による衝撃波。
地上20~50mで飛行し、ぺったりと潰れたその独特な形状により、音と衝撃波をまき散らして破壊と無力化を行う。
使用環境は限定されるものの、対空攻撃が無い敵性勢力に対しては燃料のみで撃退可能という超低コストで一方的な攻撃が可能。
気圧や地形により左右されるが、地上20mでの音速飛行で発生する衝撃波は概算で0.04~0.85kg/㎠となり、これは強化装甲を纏った人体を衝撃吸収材ごと破壊するのに十分な威力を持つ。
当然ながら、ステルス性能などは考慮されていない。
最も、音波探査が戦闘機発見のメイン走査となった現代においては、滑空機能の無いステルス機自体が存在しないのだが。